ひとりしゃべり

襲名披露興行に出演していただく予定の方にご挨拶に回っています。

先日は【森ノ宮ピロティホール】へ笑福亭鶴瓶師匠を訪ねて来ました。
『TSUBE BANASHI 』の出番前のお忙しい中にも関わらず挨拶を受けて下さいました。
落語会ならそのまま袖で勉強させてもらうのですが、今回はその後チケットを買って前から勉強させていただきました。

私は「噺家のトークは着物を着て」みたいな変な縛りを感じてましたが、洒落た洋服でお客様に語りかけるようなトークは、お客様をすぐに巻き込んで落語にない親近感がありました。
照明も落語の時は真っ暗にされる師匠ですが、開演前と明るさは変わらず、お客様との一体感がありました。

以前、ある落語会の『さん風のたより』(開演前のトーク)を袖で見てらっしゃった師匠文枝から「客となあなあすぎる。もっとお客さんには丁寧な言葉使いで接しなアカン」と注意されました。
これも着物姿で喋っていたからかも知れません。
トークだけのイベントもやってみたくなりました。正直、初めて見せていただきましたが、とても勉強になりました。