車内販売のコーヒー

東海道新幹線の車内販売が10月で終了という記事が載っていました。
私は、車内販売のコーヒーが好きです。
いくらホームで温かいコーヒーを買っても途中で冷めてしまいます。
いつでも温かいコーヒーを飲めるのは、車中のごちそうです。

少しでもたくさん注いでもらおうと「ミルクと砂糖要らんからちょっと多めに入れといて」よう言うてました。
JR西日本の山陽新幹線で「ミルクと砂糖要らんからちょっと多めに入れといて」と注文すると「気持ち、たくさん入れときました!」なんて…
そんなに分量は変わってなくても嬉しいものでした。
一方、JR東海の東海道新幹線で「ミルクと砂糖要らんからちょっと多めに入れといて」というと「できません!」と… 
ハッキリ断られたものでした。

以前、日光のお仕事で東武鉄道の【スペーシア】に乗った時、車内販売でコーヒーを注文しました。
この時の【スペーシア】の売り子さんは地元の高校生のアルバイトの女の子でした。
「ミルクと砂糖要らんからちょっと多めに入れといて」と言うと…
真面目で純朴な高校生は、ヒタヒタに口から迎えに行かないと飲めないくらいたっぷり入れてくれました。
何気ない売り子さんとのコミュニケーションが楽しかったです。

ところが最近は、どの新幹線に乗っても「ミルクと砂糖要らんからちょっと多めに入れといて」というと「ラージサイズでよろしいでしょうか?」やっかいなサイズができたものです。
そして今回の車内販売廃止のニュース。
旅人にとって、とても淋しいです。

東海道新幹線の車内販売の存続を【のぞみ】ます。