上方落語台本大賞

『上方落語台本大賞発表落語会』は、超満員。
作品に対する期待の大きさを感じる。
私の担当した落語は、豊田雄二さんの「俺の肝臓」
肝臓が喋る噺。
自分が作った落語なら制作段階でほとんど覚えてしまってるが、他人の作品はなかなか頭に入らない。
また、上方落語台本とあるのになぜか標準語で書かれてたり、やたら地のセリフが多かったり説明がまどろっこしい時がある。
どこまで自分流に変えていいのか気にしながらアレンジしてみた。
作家さんはどう思ってらっしゃるかわからないが、ちょっと好きに演じさせてもらった。
お客様にも助けられて、まあまあ笑ってもらえた。
私以外の方の作品も楽しく、コレがどう次の世代に引き継がれるか。
そのためには、今回演じた作品を何度か初演の落語家が高座でかけてみて、他の落語家がやってみたいと思ってくれるかだ。
私が初演し、その後いろんな落語家が演りだした小堀さんの受賞作「ハンカチ」のようなパターンが受賞作として一番いい型ですが、さあどうなりますやら。