楽屋のニュースの師匠

かつて【ナイトinナイト】(ABC)の「八方の楽屋ニュース」の構成をしていた事がある。
楽屋に居座り、いろんな芸人のおもしろ話を短い文章にまとめて週に5本のネタを持っていく。
構成会議に参加すれば1万円、さらに自分のネタが採用されれば1万円もらえた。
なんでもないような話でも八方師匠の味付けでいくらでも面白くなる。
逆に面白いと思って持ち込んだネタも八方師匠に気に入ってもらえなければボツネタになる。
毎回1本は採用されてたかな。
『創作落語の会』の楽屋で久しぶりに八方師匠とご一緒させていただいた。
師匠は楽屋のトークの話題が豊富で楽しい。
芸人さんによってはトークは楽しいけど、周りが疲れる方もいるが師匠はいつも自然体で笑える。
今回は、コロナ禍の噺。
コロナでみなし入院になると自宅療養であっても保険会社から入院費が出る。
たいした症状が出なかった芸人は、これがありがたかったとか。
周りの芸人がコロナで月々と自宅療養してる中、ある漫才師のY君。
自分のスケジュールで暇な時を見計らってわざと人ごみに行ったりマスクを外したりして罹患しようとしたが罹らなかった。
軽症でやったら罹りたいヤツもおるんや。
と言う噺。
さすがに高座ではできません。
健康が何よりです。
どうか皆さまお元気でお過ごし下さい。