創作落語の会への思い

私が師匠の元へ入門する前から始まっていた『創作落語の会』
当時、梅田のバーボンハウスというライブハウスで開催されていた。
オシャレな空間で、黒のアクリルの見台とシンセサイザーの出囃子。
メチャクチャ、カッコよかったのを覚えている。
毎回師匠がトリをとって新ネタを披露。
開演前には、百又ビルの地下にあったホール入口から階上の交差点に沿って続く長い列。
私は、入門前にこの列の整理や会場設営のお手伝いに行っていた。
いつかはこの高座(ステージ)に上がりたい。
自分で落語を創って笑わせたい。
そう、思ったものだ。
そんな憧れの落語会に出番をもらえるように。
今回は「GOTO旅行社」を口演。
コロナ禍の居酒屋夫婦の噺にしたが、もっとコロナ禍の政府や自治体の対策に対して、やんわり揶揄できなかったものだろうか?
反省点は残る。
師匠は、この『創作落語の会』の当初から「真心サービスおじんタクシー」(高齢化社会)や「仁義なき校争」(校内暴力)や「英才教育」(教育問題)に「医家族」(後継者)など、笑いの中に様々な社会問題を取り上げて作品として練り上げてこられた。
私はそこに憧れたのだから「振込め!」(悪質詐欺)や「目指せ!ちょっと岳」(高齢化社会)や「せんたく」(後継者)のような作品をどんどん作り出さなければいけないと思っています。