迷ったら地獄八景

故人を偲ぶ落語をして欲しいと頼まれた時は、たいてい「地獄八景」に決めている。
亡くなられた方の詳しい情報がなくとも、何となくあの世で楽しんでらっしゃるように演出すれば、ご家族の方々は安心される。
今回も、かなり昔からお付き合いのある方のお母様の法要で落語を頼まれて演じた。
「地獄八景」といえば1時間半にも及ぶ長編落語。
私は、30分くらいにかいつまんでまとめたつもりだったが…長いと言われて10分に凝縮。
あの世の楽しそうなところばかり集め、そこにちょっと故人のエピソードを加える。
わずかな時間の中でしたが笑っていただきました。
かつてはお葬式でもさせていただいた事があります。
ご法要のアトラクションに落語は、いかがですか?